【小売】紳士服大手 ネットと店舗の連携強化
男性用スーツの市場が縮小する中、大手専門店の間では需要を掘り起こそうと、ネット通販と実際の店舗を連携させたサービスを強化する動きが相次いでいます。このうち業界最大手で「洋服の青山」を展開する青山商事は、試着や採寸に特化した店を都内に3店舗オープンさせました。店内には、縦1メートル、横50センチほどの液晶画面があり、利用客は画面に映し出されるネット通販向けの1000万点余りの商品の中から気に入ったものを選んだうえで、店にある見本で着心地を確かめたり、採寸したりすることができます。