【教育】「夜間中学」設置 新たに80自治体が検討
さまざまな事情で学校に通えなかった人たちの学びの場となっている公立中学校の夜間学級、いわゆる「夜間中学」の設置が、新たに全国80の自治体で検討されていることが、文部科学省の調査でわかりました。国は、多様な学びの場を確保するため少なくとも各県に1校の設置を自治体に求めていく方針です。公立の夜間中学は、戦後の混乱で義務教育を受けられなかった高齢者に加え、最近は不登校や虐待などさまざまな事情で学校に通えなかった若者たちの新たな学びの場となっています。