【宇宙】H2Aロケット38号機打ち上げ 情報収集衛星を搭載
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日午後1時34分、国産の主力ロケット「H2A」38号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。政府の情報収集衛星「光学6号機」を搭載しており、2017年度最後の同ロケット打ち上げ。今年度の打ち上げ回数は5回目で過去最多に並んだ。情報収集衛星は地上数百キロメートルの高度から地上を監視する事実上の偵察衛星で、高い解像度で地上を撮影する「光学衛星」と、夜間や悪天候でも電波を使って観測できる「レーダー衛星」で構成される。