【セキュリティ】4G LTEネットワークの脆弱性--位置情報や緊急アラートの偽装が可能に
4G LTEネットワークの脆弱性を狙う攻撃手法が多数発見された。電話やテキストメッセージの盗聴、デバイスの接続切断、さらには緊急アラートの偽装までもが可能になるおそれがある。米パデュー大学とアイオワ州立大学の研究者らが新たに論文を発表し、10件の攻撃手法について詳しく説明した。それによると、これらの攻撃は、4G LTEネットワークの3つの重大なプロトコル操作(デバイスをセキュアにネットワークと接続/切断する機能と、通話やメッセージの受信時にデバイスを呼び出す機能)の脆弱性を悪用するという。