【春闘】一斉回答、月給3%上げ少数 ベアは前年超え相次ぐ
2018年の春季労使交渉は14日、自動車や電機などの主要企業がベースアップ(ベア)に相当する賃金改善や年間一時金の一斉回答を始めた。日産自動車や旭化成など主要企業は5年連続でベアを実施し、上げ幅も前年を上回る企業が相次いだ。ただ、政府が求める「3%賃上げ」には月給ベースでは届かない企業が目立つ。
回答状況を電話で聞く金属労協の職員(14日午前、東京都中央区)賃上げを巡っては政府がデフレ脱却に向けて産業界に対して「3%の賃上げ」を要請している。