【自動車】米KSS、タカタ買収を完了 社名も変更
自動車用安全部品メーカーの米キー・セイフティー・システムズ(KSS)は11日、民事再生手続き中のタカタの事業買収を完了したと発表した。買収資金の一部は増資によってまかない、KSSの親会社である中国の寧波均勝電子が過半を引き受けた。タカタの事業は中国資本に取り込まれる形で存続することになる。KSSは17年6月に民事再生法の適用を申請し経営破綻したタカタから、大規模リコールの原因となったエアバッグ部品を除くほぼ全ての事業を15億8800万ドル(約1700億円)で買収することで合意していた。