【企業】パナの完全復活を阻む「テスラ」と「中国」の壁
「液晶テレビ事業が赤字転落していた7年前から、相当大きな構造改革をしてきた。ただ利益を上げながら売上高も伸ばすのは難しく、増収増益に戻すまで6年間もかかってしまった」5月10日に開催されたパナソニックの決算説明会の場で、津賀一宏社長はこれまでの苦労をかみしめるように、そう語った。前期は7期ぶりの増収増益で着地
同日発表された2018年3月期の業績は、売上高7兆9822億円(前期比8.7%増)、営業利益は3805億円(37.5%増)と好調で、7期ぶりの増収増益となった。