【原子力】核燃料の再処理施設、廃止計画を認可 規制委【再処理事業】
原子力規制委員会は13日、原子力発電所の使用済み核燃料からプルトニウムなどを取り出す東海再処理施設(茨城県東海村)の廃止計画を認可した。廃止完了までに約70年かかり、総額は約1兆円にのぼる。大半は国費でまかなわれる。国内で前例のない困難な作業が続き、費用がさらに膨らむ恐れがある。
東海再処理施設の廃止には、最初の10年で約2200億円かかる見通し=原子力機構提供再処理は国の核燃料サイクル政策の中核で、使用済み核燃料からプルトニウムやウランを取り出して燃料として再利用する。