【国際】次のW杯はカタール、ビジネスチャンス狙う地元起業家たち
サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の激闘が幕を閉じた。4年後の2022年の開催国はカタール。10年に開催権を獲得した時、アリ・エルダス氏はまだ十代の少年だった。現在25歳のエルダス氏は、自国で開催される「サッカーの祭典」をビジネスの好機として最大限に生かそうと考えている。エルダス氏は、カタールの首都ドーハに拠点を置く、バーチャルリアリティー(VR=仮想現実)を専門とする新興のハイテク企業アーベックスの共同創業者兼最高経営責任者(CEO)だ。