【自動車】トヨタ、燃料電池大型トラックを改良 航続距離5割増
トヨタ自動車の米国法人は30日、燃料電池を搭載した大型トラックの改良型を公開した。これまで4つだった水素タンクを6つに増やし、航続距離を従来の1.5倍の約480キロメートルに延ばした。カリフォルニア州の港湾で進めている燃料電池トラックの実証実験に追加導入し、性能を評価する。トヨタは自社の物流施設で排出する二酸化炭素(CO2)をゼロにする目標に向け、2017年夏からロサンゼルス港で燃料電池を搭載した大型トラックの実証実験を続けている。