【経済】「デキる社員はここが違う」AIで分析・共有
東京海上日動火災保険は2019年にも、保険金支払いの実務能力を向上させるため、社員教育に人工知能(AI)を導入する。事故にあった契約者や被害者に保険金を支払った過去の事例をAIで分析し、理想的な対応のあり方を社員で共有することが狙いだ。今年9月から自動車保険分野で実証実験を始める。自動車保険の事故対応や保険金支払いに携わる社員ら1500~2000人について、保険金の支払いにかかった日数や、事故処理のために行った電話の回数や相手先、タイミングなどを分析。