【AI】富士通、AIで保育所割り振り 自治体向けにソフト提供
富士通は12日、人工知能(AI)を活用して入所する保育所を割り振る自治体向けソフトウエアを提供すると発表した。自治体は申請者の希望の優先順位や兄弟姉妹の有無などの複数の条件をもとに保育所を割り当てている。多くの人手や時間がかかっているが、AIは数秒で数千人規模の結果を算出できるという。自治体による保育所の入所選考は「兄弟が同じ保育所に入りたい」「兄弟が別々でもよいが、兄弟のうち1人しか入所できなければ辞退する」といった個別の事情を勘案しながら割り当てている。