【社会】移民受け入れ、水道民営化……「改革」は日本人を幸せにするのか
国会やメディアで、あるいはネット上では、現政権支持者と「反・アベ」が対立する構図がこの数年続いているものの、与野党共に口にし、経済界も主張するのは「改革」の必要性である。たしかにバブル崩壊以降の状況を踏まえて、政治家が「改革」を訴えるのは当然かもしれない。「日本のやり方は古い」「グローバル・スタンダードを取り入れよ」「規制緩和すれば景気は良くなる」等々、その時々はもっともに感じられる主張が声高に唱えられ、一部は実行されてきた。