【ネットセキュリティ】標的型メール、18年最多6740件 自然な文で業務装う
企業や研究機関の重要情報を狙い、ウイルスを仕込んだメールを送りつける「標的型メール攻撃」が2018年に6740件確認されたことが7日、警察庁のまとめで分かった。17年比で11.8%増え、通年の統計がある12年以降で最も多かった。日本の企業などの情報が狙われている現状が改めて浮かぶ。
標的型メールは添付ファイルを開いたり記載のURLをクリックしたりすると不正なプログラムが作動し、ネットワークに侵入されて情報を抜き取られる。