【小売】“キャッシュレス決済だけの店認めない”米で初の条例施行へ
現金を使わない、いわゆる「キャッシュレス」決済が増える中、アメリカ東部のフィラデルフィア市は、低所得者や移民など現金しか持たない人に不利になってはならないとして、全米で初めてキャッシュレス決済だけの店舗は認めない条例を施行することになりました。フィラデルフィア市によりますと、条例はことし7月から施行され、電話代やインターネット料金の徴収のほか、駐車場、それに事前の登録などを必要とする会員制の店舗以外では、「現金お断り」のキャッシュレス決済だけの店舗は原則、営業を認めないということです。