【企業】KDDI、社員4613人の残業代6億7000万円を未払い--20代社員の自殺で判明
KDDIは、当時入社2年目だった20代社員が2015年9月に自殺したことを受け、2018年5月に労働基準監督署により労災が認定されたことを発表した。同社では、働き方改革の実行と健康経営を推進するとしている。自殺した社員は、1カ月あたり90時間を超える時間外労働時間が確認されたという。また、仕事の内容・仕事量の大きな変化を生じさせる出来事があったこと、さらに上司とのトラブルがあったことが認定され、これら複数の出来事から強い心理的負荷があったと判断された。