【航空】ボーイング、737生産縮小へ-墜落事故受けた世界的な運航停止で
ボーイングは5日、主力の最新機種737の生産を4月半ばまでに縮小するとともに、取締役が参加する形で安全性と設計を検証する特別委員会を設置すると発表した。2件の墜落事故を受け同型機は世界各国で運航停止を命じられている。同社は同機種の生産を月間42機と、現在の52機から減らす。生産縮小による財務面の影響を軽減するため顧客やサプライヤーと協力する方針で、現時点では737事業からのレイオフを予定していないと、デニス・ムーレンバーグ最高経営責任者(CEO)は説明した。