【金融政策決定会合】日銀、モメンタム毀損の恐れなら「躊躇なく追加緩和」-政策維持
→片岡審議委員、マイナス金利の深掘りを主張して議長案に反対→2019、20年度のコア消費者物価見通しを下方修正-展望リポート日本銀行は30日の金融政策決定会合で、長短金利操作付き量的・質的緩和の枠組みによる政策運営方針の維持を7対2の賛成多数で決めた。政策金利のフォワードガイダンス(指針)も据え置いたが、発表文で、物価目標に向けたモメンタムが損なわれる恐れが高まる場合は「ちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる」との文言を新たに追加した。