【景況】8月の街角景気、先行き指数は14年消費増税の前月以来の低水準【景気ウオッチャー調査】
内閣府が9日発表した8月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、2~3カ月後の先行き判断指数は39.7と前月から4.6ポイント低下し、前回の消費増税の前月にあたる2014年3月(33.5)以来5年5カ月ぶりの低水準となった。下落幅は16年6月(5.3ポイント低下)以来3年2カ月ぶりの大きさ。「消費増税とそれによる駆け込み需要の反動で、売り上げが大きく減少すると想定している」(南関東の百貨店)など増税後の需要減を懸念する声が多かった。