【経済】首都圏マンション発売、2割減=平均6006万円-19年度上期
不動産経済研究所が17日発表した2019年度上半期(4~9月)の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の新築マンションの発売戸数は前年同期比21.7%減の1万1996戸となった。上半期としては、バブル崩壊後の1992年度以来の低水準。1戸当たりの平均価格は4.2%上昇し、6006万円となった。発売戸数の減少は、人気のある「駅近」エリアの用地取得が都心部で難しくなっていることや、人件費の高止まりによる建設費の上昇を受け、開発業者が供給を絞っていることが理由。