【業績】ボーイング、7~9月の純利益51%減 主力機不在響く
米ボーイングが23日発表した2019年7~9月期決算は、純利益が前年同期比51%減の11億6700万ドル(約1265億円)だった。2度の墜落事故を起こした主力小型機「737MAX」の出荷停止が響き、売上高が21%減った。同機の運航再開のメドは立っておらず、経営への影響が広がっている。【関連記事】 ボーイング新型機墜落、設計にも原因 インドネシア当局
3月のエチオピアでの墜落事故後は、商用機の売り上げの3割、営業利益の5割近くを稼いでいた737MAXの出荷と受注が止まったままだ。