【航空】羽田新ルートの試験飛行開始 都心の低空、騒音に懸念も
3月29日から運用が始まる羽田空港の新飛行ルートで、実際の旅客機で東京都心の低空を通る試験飛行が2日午後に初めてあった。試験飛行は管制手順の確認や騒音の影響を測ることが目的。3月11日までに計7日間程度おこなう予定だ。政府は今年までに訪日外国人客を年間4千万人に増やす目標を掲げる。新ルートによって1時間当たりの発着数が10回増えて最大90回になり、そのほかの運用改善と合わせて、早朝・深夜を除く国際線の発着数は現在の最大年6万回から9万9千回に増える。