【観光】20年外国人旅行客「25~30%減少」シンガポール政府予測
シンガポール観光局は11日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の影響で、2020年の外国人旅行客数が19年に比べ25~30%程度減るとの見通しを明らかにした。観光業への打撃は重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した03年を上回る可能性があり、政府は20年度予算で観光業向けの対策を打ち出す。同日記者会見したキース・タン長官は「中国以外からの旅行客や出張者も減っており、1日あたり1万8千人~2万人入国者数が減っている」と現状を説明した。