【日本経済】雇用も変調、日本経済にブレーキ 新型コロナで下振れ懸念【コロナウイルス】
日本経済にブレーキがかかりつつある。28日公表の政府統計によると1月は鉱工業生産指数が2カ月連続で上がったが、昨秋の大幅な落ち込みからの戻りは鈍い。小売業販売額は4カ月連続マイナス。それぞれ年明け以降に回復が進む見込みだったが、新型コロナウイルスの感染拡大で一転、先行きは下振れリスクが高まっている。政府が「景気は緩やかに回復している」と判断する根拠の一つだった雇用も有効求人倍率が急落し、変調の兆しが見える。