【ジャパンディスプレイ】JDI、出資受け入れを決議 いちご支援に安堵の声
経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)は25日、都内で臨時株主総会を開き、独立系投資顧問会社いちごアセットマネジメントからの出資受け入れなどを決議した。2019年4月に台中勢による出資枠組みを発表してから二転三転を経てようやく金融支援が決着し、株主からは安堵の声が聞かれた。決議したのは、いちごからの出資受け入れに加え、新会長に就くいちごのスコット・キャロン氏などの人事議案、官民ファンドのINCJ(旧産業革新機構)による1020億円分の融資の優先株への切り替えなど計5議案だ。