【業績】三井物、今期500億~700億円の減損の可能性 原油下落などで
三井物産は27日、新型コロナウイルスの感染拡大や原油など商品価格の下落により、現時点の見通しとして、今期(2020年3月期)に約500億円から700億円の減損損失を認識する可能性があると発表した。三井物は今期の連結純利益(国際会計基準)について、前期比9%増の4500億円との予想を公表している。減損損失は、原油価格の急落による米国シェールガスオイル事業など石油・ガス関連事業の固定資産や、保有株式の下落に伴う評価損を計上する可能性があるとしている。