【通信】楽天、5Gシステムを海外販売へ モバイル社長は「かなりの問い合わせをもらっている」
楽天は3日、第5世代(5G)移動通信システムの通信ネットワークについて、クラウドを使った「仮想化」と呼ぶ新技術を採用したシステムを2021年にも海外で販売する方針を示した。NECとシステムの中核を担う設備の共同開発を進め、提供先のニーズに沿った機能を提供していきたい考えだ。仮想化技術はクラウドを利用することで、通信網に使う基地局や中継局の設備を従来の高価な専用機器ではなく、安価な汎用機器にしても同等の機能を持たせられるのが特徴だ。