【業績】大日本住友の今期、一転増益に 純利益3%増、主力薬が好調
大日本住友製薬[4506]は28日、2021年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比3%増の420億円になりそうだと発表した。78%減の90億円としていた従来見通しから増益に転じる。主力の抗精神病薬「ラツーダ」の売れ行きが好調なほか、販管費などの減少も利益を押し上げる。売上高にあたる売上収益は5%増の5060億円(従来予想は3%増の4950億円)、営業利益は30%減の580億円(従来は71%減の240億円)にそれぞれ上方修正した。