【米金融政策】FRB、量的緩和の拡充検討 12月にも指針見直し【FOMC議事要旨】
米連邦準備理事会(FRB)は25日、11月4~5日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。参加者の多くは会合で「米国債の購入増など、追加緩和が可能だ」などと指摘。早ければ12月中旬の次回会合で、量的緩和政策の拡充を検討する方針を表明した。4~5日のFOMCでは、事実上のゼロ金利政策を据え置き、米国債を月800億ドル(約8兆4千億円)、住宅ローン担保証券(MBS)も同400億ドルのペースで買い入れる量的緩和の継続も決めた。