【自動車】完全自動運転の実現へ 国土交通省 来年度から本格的な検討へ
車のすべての操作をコンピューターシステムに委ねる自動運転の実現に向けて、国土交通省は歩行者の急な飛び出しといった不測の事態が起きた際、システムがどこまで責任を負うべきかなどについて、来年度から本格的な検討を始める方針です。自動運転は技術の進み具合によって5段階に分けられ、いまは渋滞中の高速道路など一定の条件のもとで行う「レベル3」まで実用化されていますが、政府は2025年をめどに場所などを限定したうえで完全に自動で運転する「レベル4」の実現を目指しています。