【社会】時間外労働の上限規制、スタートアップは除外を 経済同友会が提言
経済同友会は12日、国内のスタートアップ企業について、一定の条件のもとで「時間外労働の上限規制の適用対象から除外すべきだ」とする提言を発表した。個人が自らの意思で働き方を選べるようにして、企業の成長につなげる狙いだ。ただ、上限規制は過労死などを防ぐために導入された経緯があり、提言には批判も出そうだ。同友会の間下直晃・副代表幹事(ブイキューブ会長)は会見で、「働き過ぎると上場時の審査にひっかかるので、みんな働きたいのに働けない」と話した。