【日本国債金利】長期金利1カ月ぶり高水準、FRB議長講演控え警戒-日銀オペ下支え
債券市場で長期金利は1カ月ぶりの水準に上昇。米ジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)でのパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長講演を控え、米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、日本国債の売りが優勢だ。日本銀行が指し値オペを継続していることは相場を下支えしている。SMBC日興証券の奥村任金利ストラテジストは「ジャクソンホール会合を前に海外金利が上昇方向を試す動きになっているので、その流れで日本国債も売られている」と指摘。