【業績】ニデックの24年3月期最終益は3.7倍を計画、構造改革効果を織り込む【6594】【日本電産】
ニデック<6594.T>はこの日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比1.9%減の2兆2000億円と減収を見込む半面、最終利益は同3.7倍の1650億円と大幅増益を計画する。年間配当は前期と横ばいの70円を予定する。IT機器や家電関連で、最終製品需要の回復の遅れが懸念されるほか、中国では補助金終了に伴う電気自動車(EV)市場の成長率の低下を想定。