【債券】長期金利1.1%に上昇、2011年7月以来の高水準-日銀政策修正を警戒
30日の債券相場は下落。長期金利は1.1%と2011年7月以来約13年ぶりの水準に上昇した。米国市場で前の日に続き国債入札が低調となり長期金利が上昇したことに加え、日本銀行が早期に国債買い入れ減額や追加利上げを行うことへの警戒感から売られている。世界的な債券売りが米7年債入札の重しに-BTIGのディガロマ氏三菱UFJアセットマネジメントの小口正之エグゼクティブ・ファンドマネジャーは、安達誠司審議委員の前日の講演や会見を受けて、日銀の政策修正観測が一段と高まっていると指摘する。