【為替】円が対ドルで一時146円台前半に上昇、日米中銀トップ発言控え円買い
19日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=146円台前半に上昇。今週末のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演と、日本銀行の植田和男総裁の衆参両院の閉会中審査を控え、日米の金利差縮小をにらんだ円買い・ドル売りが出ている。東海東京インテリジェンス・ラボの柴田秀樹金利・為替シニアストラテジストは、投機筋のポジションが円の売り越しから3年ぶりに買い越しに転換しており、「日銀の利上げを諦めていない投資家がいるのかもしれない」と語る。