【熊本】極甘でとろとろ、「ゼリー感覚で楽しめます」…完熟柿「じゅくし」販売、宇城市の物産館
宇城市豊野町の物産館「アグリパーク豊野」で、地元産の完熟の柿「じゅくし」を1個1個ケース入りした商品の販売が始まった。袋を開け、そのままスプーンで食べられるよう工夫している。「じゅくし」は極甘で人気だが、皮が破れやすいため流通に乗せるのは難しい。果汁が多く、食べにくいのも難点だった。同物産館の出荷協議会のメンバーで、地元柿農家の古本雄司さん(49)が「直接搬入できるアグリパークなら消費者に届けられる」と、個別のケース入りにして売り出すことを思い付いた。