【石川】「耳を澄まして聴く、音楽本来の美しさを感じてほしい」…音色を感じて、古い鍵盤楽器「クラヴィコード」、金沢で小林さんが演奏
古い鍵盤楽器「クラヴィコード」が石川県音楽文化振興事業団(金沢市)に寄贈され、世界的な鍵盤楽器演奏家の小林道夫さん(81)を招いて16日に県立音楽堂(同市)で開かれるクリスマスコンサートで初披露される。音量が小さいため、客席を舞台上に特設し、この楽器を囲むように演奏される。(沢井秀和)クラヴィコードは十四世紀ごろに完成し、欧州ではオルガン、チェンバロ、ピアノとともに十六~十八世紀に広く使われた。