【福井】味と愛「温かい」、新成人、郷土料理に舌鼓…福井・文殊公民館
成人を迎えた若者に福井への愛着を持ってもらいたいと、福井市文殊公民館は十日に開いた地域の「新成人の集い」で、地元の食材をふんだんに使った郷土料理を昼食の弁当にして参加者に味わってもらった。ふるさとの大人たちの真心が詰まった弁当に、若者たちは食材と一緒にその思いもかみしめていた。 (桂知之)■煮しめ、赤飯
同公民館は、毎年の集いの昼食には業者の弁当を提供してきたが、中村准館長(65)が「今年は出来合いのものではなく、地元への愛着をはぐくみたい」と変更することにした。