【滋賀】「渡れるか心配でしたが、熱さも思ったほどでなく無事渡れました」…熱さこらえ、息災祈る、野洲・菅原神社で火渡り神事
燃やした護摩木の残り火の上を素足で歩く奇祭「火渡り神事」が25日、滋賀県野洲市永原の菅原神社で営まれた。同神事は鎌倉時代に始まったとされる。神社での火渡りは全国的にも珍しく、一年の無病息災を願う神事として毎年、この時期に行われている。大勢の参拝者が見守る中、積み上げられた護摩木に火が放たれ、その燃え殻を横3メートル、縦4メートルの長方形にならした後、水をかぶって身を清めた村田清行宮司(78)がご神体の菅原道真公の座像を持ち、燃え殻の上を渡った。