【岡山】フェルメールの世界、ファン魅了…岡山「光の王国展」終盤、にぎわう
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オランダの画家ヨハネス・フェルメール(1632~75年)の現存37作品を制作当時の色調、質感に再現した「フェルメール 光の王国展」(山陽新聞社など主催)は会期終盤。会場の岡山市北区駅元町、岡山シティミュージアムには29日も多くの美術ファンらが訪れ、繊細な光の陰影が織りなす作品世界に浸っていた。女性を包む柔らかな光が幸福感を醸す「窓辺で手紙を読む女」、闇に浮かび上がった向き合う2人の女性がドラマを感じさせる「女と召使い」…。