【山口】下関・忌宮神社「数方庭祭」 広島新庄高の生徒、祭り由来の神楽披露 あす長府公民館で前夜祭
「天下の奇祭」として知られる「数方庭(すほうてい)祭」が7日から下関市の忌宮神社で始まる。6日午後6時から長府公民館(同市長府土居の内町)で前夜祭が開かれ、広島新庄高校(広島県北広島町)の郷土芸能同好会の生徒が、祭りの由来となった神楽「塵輪(じんりん)」を披露する。【仲田力行】県の無形民俗文化財に指定されている数方庭祭は7日から13日まで7日間の夜、男性はのぼり、女性は灯籠(とうろう)が付いた長い竹の棒を空に突き上げ、神社境内にある「鬼石」と呼ばれる石の回りを踊る。