【神奈川】女性の力でサル撃退へ…一人でも甘い態度はダメ 伊勢原市
サルによる農作物被害に苦慮する神奈川県伊勢原市が、県内で初めて、農家の主婦ら女性を対象にしたサル撃退講習会を開く。2012年以降、シルバー人材センターの協力を得て対策を講じているが、男性が少ない時間帯に出没するようになるなど「敵もサル者」。市は被害抑止に向け、ウーマンパワーを切り札にする考えだ。市内では現在、北部地域に40~50頭の「群」が四つ、10頭前後の「集団」が一つ確認されており、生息するサルの総数は約200頭とみられている。