【東京】芥川龍之介の自宅模型が話題に 改装の田端文士村記念館
小説家の芥川龍之介が暮らした自宅を復元した模型を、東京都北区田端にある「田端文士村記念館」が昨年10月から展示して話題になっている。田端の自宅は緑豊かな庭付きの2階建てで、三角地だった。縦約1メートル、横約1・5メートルの30分の1の模型で表現した。1927年、芥川が35歳で自殺する数カ月前という設定で、庭の木に登る芥川のほか、縁側などに、後に俳優となる長男比呂志、太平洋戦争で戦死する次男多加志、作曲家となる三男也寸志がそれぞれ人形で配されている。