【沖縄】世界初、オニヒトデ幼生の「巣」発見 石西礁湖
水産研究・教育機構西海区水産研究所亜熱帯研究センターの鈴木豪研究員と、宮崎大学テニュアトラック推進機構の安田仁奈准教授らの研究グループは19日、世界で初めてオニヒトデ幼生の高密度集団を発見したと発表した。石垣島と西表島にまたがる日本最大のサンゴ礁「石西礁湖」で発見。高密度状態でのサンゴ礁着定が大量発生の引き金になっている可能性を示しており、鈴木研究員は「今後、大量発生の起こりやすい場所が特定できれば、発生を警戒できるようになる」と意義を説明した。