【兵庫】わら葺き屋根で“老犬”いたわる 冬暖か夏涼しく 神戸市
犬小屋も冬は暖か、夏は涼しく-。神戸市北区淡河町で、伝統のわらぶき屋根の犬小屋がお目見えした。頂き部分にスギ皮を載せた本格派で、その快適さを“家主”も気に入っているようだ。コメ農家で、まちおこしグループ「淡河の明日を考える会」に所属する北野孝二さん(56)の雌犬「Qちゃん」が暮らす。16歳という犬としては超高齢の体をねぎらおうと、幅60センチ、奥行き70センチで、高さが約1メートルある既製品の屋根の改造を地元の「淡河かやぶき屋根保存会 くさかんむり」に依頼した。