【北海道】札幌市電、初の荷物配送実験 中心街で荷降ろし、目標時間達成
札幌市内中心部を走る路面電車(市電)を使って荷物を配送する初の実証実験が2日、行われた。沿線のススキノや札幌駅前通付近の渋滞を緩和するのが狙い。物流業者が中央区の市交通局電車事業所の車庫で、トラックから荷物を台車ごと貸し切り電車に積み込み、札幌駅前通の停留場で降ろして周辺のビルに運んだ。札幌市や物流業者、商業関係者などでつくる「札幌都心交通研究会」(会長・広川雄一札幌四番街商店街振興組合理事長)が企画し、ヤマト運輸札幌主管支店が荷物の積み降ろしを担当した。