【北海道】サケの稚魚放流を狙うカモメ大挙 渡島管内の河口 対策に苦慮
自然界でサケの卵がふ化する春先、
渡島管内さけ・ます増殖事業協会(函館)などが、養殖したサケの稚魚を、管内の河川や港で放流する事業を行っている。ただ、これに伴って稚魚を狙うカモメが大挙して河口に押し寄せており、同協会の頭を悩ませている。同協会と水産総合研究センター北海道区水産研究所(札幌)の八雲さけます事業所では、遊楽部川(八雲)や知内川、茂辺地川(北斗)など管内24カ所の河川、港で毎年計1億1250万匹の稚魚を放流している。