【福島】農作業中死亡...全国の2倍 9割が高齢者、福島県緊急対策へ
2006(平成18)~15年の10年間に県内で発生した農作業中の死亡事故件数が153件となり、全国平均の約2倍に上ったことが4日、県の調査で分かった。亡くなった人の約9割が65歳以上の高齢者。震災と原発事故が農業離れの追い打ちとなり、本県農業が高齢者に頼らざるを得ない現状が浮き彫りとなった。農業の担い手不足が年々深刻になる中、
県は本年度から3年間を重点期間と位置付け、地域ぐるみの緊急対策を講じて死亡事故の減少を目指す。