【岡山】倉敷の男性が戦闘機「飛燕」落札 “帰国”の機体「復元したい」
旧日本陸軍の三式戦闘機「飛燕」(川崎重工業提供)
今秋ネットオークションに出品され話題になっていた旧日本陸軍の戦闘機「飛燕(ひえん)」を、倉敷市広江でオートバイ部品の製造販売会社を経営する武浩さん(53)が落札、30日に納品された。太平洋戦争の南方戦線で任務中に胴体着陸したらしく、主翼や胴部が大きく破損しているが、エンジンなど機体のほとんどが残された状態で、武さんは七十数年ぶりに“帰国”した機体を前に「自分たちの手で復元し、いつか多くの人に見てほしい」と意気込んでいる。