【三重】保護した動物 会いに来て サルやクマ720匹、三重の動物園
三重県大紀町の山あいでサルやクマ、トラなどの叫び声がこだまする。多くが行き場を失ったり、殺処分を逃れ保護されたりした動物たちでその数約720匹。「大内山動物園」は今も動物が増え続け、愛らしい姿で家族連れを迎えてくれる。動物園は経営母体が地方自治体の場合が多いが、大内山動物園は全国でも珍しい個人経営。名古屋市で建築会社を営む山本清号さん(67)が園長を務め、副園長の中村みゆきさん(44)や、19人の飼育員とともに年中無休で運営に当たる。